暇日記

主に備忘録

夢の国あれこれ

 

ディズニー、行きたすぎ。

 

 

行きたすぎて文頭に書いてしまった。

なんなんだあの素敵空間は、最高じゃないか。本当に魔法にかかってる気がする。

 

あまり表情が顔に出ないタイプだけどめちゃくちゃ好き。

園内BGMに合わせて歩いてるし、アトラクションの考察とかしちゃう。

講釈を垂れるタイプのオタク。

 

 

僕は特にディズニーシーが好きだ。

シーの何が好きってエリアの名前が好き。

 

 

メディテレーニアンハーバー

 

名前カッコ良すぎないか?

メディテレーニアンがどういう意味なのか全然わからないし

噛まずに言えた試しが無い。だけど語感が最高。

 

 

あとエリアの風景でいえばアメリカンウォーターフロントが好きだ。

 

昔、まだ小学生だった僕と両親で完成したてのタワーオブテラーに乗った。

 

「上から下に落ちるだけなんだから全然怖く無いでしょ」

と調子こいていた。

 

我々の番が来てエレベーターに乗り込んだ。

もう正直この時点でシリキ・ウトゥンドゥって名前にビビってたし、

このホテルの持ち主のハイタワー三世も呪いは本物だって言ってるし帰りたかった。

最初の威厳は完全に無くなってた。

 

物凄い速さでエレベーターが上がっていく。

 

割れた窓からシー全体が見えた。

 

 

きれいだなぁ

 

そう思った瞬間一気に落下した。

 

 

 

「....... ッッッッッッ!!!!!!!!」

 

みたいな声が出てない叫びみたいなのが出た。

このリアクションは今と変わらない。ビビると声が出なくなる。

 

前から思ってたけど絶叫系のアトラクションで悲鳴あげられる人って凄いわ。

 

このままだと悪党とかに背中を刺された時とかに

 

「あばよ、ダチ公」

とか

「愛してくれて………ありがとう!!!」

とかじゃなく

「....... ッッッッッッ!!!!!!!!」

 って言って死ぬことになるのか。めちゃくちゃモブキャラ。

 

もうデカい口を叩くのは止めようと思ったタワーオブテラーの思い出。

 

 

 

 

あとディズニーの食べ物ってめちゃくちゃ美味しくない?

なんなら普通のカレーとかも美味い。

あれはなんなんだ。魔法とか振りかけてんのか

 

その中でもチュロスが死ぬほど好き。

人生ではじめてディズニーのチュロス食べた時、死ぬほど感動した記憶がある。

 

 

自粛期間にディズニーが公式でチュロスのレシピを公開したので

これは作らない他ないだろうと思い、大量の小麦粉を買って作った。

 

 

 

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で、できたのがこれ。

 

なんでこうなるんだよ。

性格がチュロスに出るから真っ直ぐにならないのか

しかも塩小さじ1/ 4  のところをなんでかわからないけど大さじ2入れてたから

塩辛くらいしょっぱいチュロスになった。

 

 

 

とにかく、早く色々収まって通常営業になってくれることを切に願う。

 

 

 

 

あと 帰ってから財布見たら中身全然無くなってるのも魔法のせいなのかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕の父

 

僕の父はなんと言うか特殊だ。

癖があるというか、一言で表せないので書く。

 

 

まず、父の特徴として綺麗好き

何十年も行きつけの美容院に月2くらいで行ってるイメージ。

ちなみに髪はあまり無い。

あまり無いっていうより少しあるって言った方がいいか

 

ずっと気になってたんだけど美容師絶対気まずいよな。

 

「今日どうしましょうか?」

 

「全体的にすっきりさせちゃって」

 

「かしこまりました(もうすでにめちゃくちゃにすっきりしてない....?)」

 

とかなる。絶対。

美容師も空中でハサミチョキチョキしてるだけの時間が40分くらいありそう。

 

そんな綺麗好きな父。

 

 

あと言葉のチョイスが特殊

 

以前ツイッターにも上げたが、

ライブ終わりに打ち上げに行ったことを父に連絡したら翌日にこんなLINEが来た。

 

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これなんの質問?

 

やってんの(^-^)

じゃないのよ。やってないよ。

 

そんで一つの文でびっくりマーク多すぎんだろ。めちゃくちゃビビるわ

なんで「ラーメンやるの❔」

はてなマークだけ主張弱いんだよ

 

 

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あと全部”やる”になってる。

飲るってすごい。外国人が絶対わからない単語。

 

 

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これは不意にきてちょっと笑ってしまった。

謎のクールポコ感。

 

 

実際に父と話してても言葉のチョイスが不思議な時が割とある。

 

 

父と車の話になって

 

「昔ホンダのシビックって車があったんだよ。見た目めちゃくちゃ小さいけど乗ったらすげぇ広いんだよ。”魔法”だよ。」

 

って言ってた。

魔法って言葉現実世界の会話で使うことあるの?

少年漫画の解説役のキャラ?

 

 

実家で僕がギター弾いてた時に

 

「ギターすげぇな!死んだ爺ちゃんが生きてたら死んでるよ。」

 

死んだ爺ちゃんをもう一度死なすな。

 

 

 

でもまぁ...

 

 

 

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今年の父の日は焼酎でも送って一緒に飲ろうかな。

 

 

黒い点

最近キッチンにカーペットを敷いた。

 

僕の部屋は狭いワンルームなので、せめて色で広く見せようと全体的に白を基調とした部屋にしている。キッチンに敷いたカーペットも白ベースのものだ。

 

カーペットを目下ろしながら思い出す。

 

 

 

僕にはめちゃくちゃアホな後輩Tがいる。

Tは嘘がつけないような正直者で何事にも全力な奴だ

ただ、テンションが上がると周りが見えなくなったり死ぬほどデリカシーがなかったりする。

 

8月に仕事で大阪に行くことになった。

メンバーは僕、Y、M、そして後輩のT。

僕とYとMは丸一年ルームシェアをしていた仲だ。

この中ではMが一番年上でTが一番年下だ。

 

見知った仲での遠征は初めてだったので嬉しかった。

Tは前日からテンションが上がっていた

そんなTから前日の昼に連絡が来た

 

今日家泊まらせてもらっても良いですか!

 

メッセージだけでもテンションが高いのがわかる

特に問題はなかったので快諾した。

 

 

夜になってインターホンが鳴った。

Tがきた。

何故かもうニヤニヤしている。大丈夫か

 

「俺もうテンション上がりすぎてやべーっすよ〜」

 

 

確かに僕も楽しみだ。しかも気心知れているメンバーなので尚更。

Tと他愛もない話をして、気づいたら深夜3時になっていた。

 

「もうこんな時間か、明日の新幹線の時間もあるから9時に起きようか」

 

わかりました!!

 

ソファで寝かすのはかわいそうだったので、Tをベッドに寝かせて僕はソファで寝ることにした。僕はすぐに眠りについた。

 

 

 

 

 

 

ジャンジャカジャカジャカジャンジャカジャカジャカ!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

何何何なになになに?

 

びっくりして飛び起きた

音の鳴る方を見た。

 

Tが大音量でギタリストのインスタグラムの動画を見ていた。

いやなんでだよ。ベッドなんだからグッスリ眠りについとけよ

 

あ、でも僕が9時に起きようって言ったから、Tはしっかり9時に起きて暇だったから動画を見てたのか?それなら申し訳ないな。今何時だ?

 

 

 

 

 

 

8:30

 

 

 

 

ふざけるなよ

そもそもなんで寝てる人間がいるのに大音量なんだよ。

なに大音量でライヴ感を楽しもうとしてるんだよ。

 

だが、おかげさまで完全に目が覚めてしまった。

 

 

 

駅でYとMと合流し、新幹線にのり大阪へ向かった。

 

 

大阪での仕事が終わり、

次の日が1日空いていたので大阪出身のYの実家へ泊まらせてもらう事になった。

 

電車でYの実家へ移動中

ふと、Tを見て笑ってしまった。

 

なに笑ってるんですか?

 

「いやごめん、Tがデリカシー無さすぎて笑ってしまったわ」

 

そんな事ないですよ!!

 

そう言ったTのキャリーケースはMの左足をめちゃめちゃ踏んでた。

 

 

 

朝方Yの実家へ到着し、Yのお母さんに挨拶をした

お母さんは僕らに、疲れてるだろうから少し寝たら?と布団を敷いてくれていた。

確かに皆全然寝ていなかったのでとてもありがたかった。

お言葉に甘えて少し寝させてもらう事にした

 

部屋に入ると人数分の布団とタオルケットが用意されていた。

本当にありがたい...

 

Y 僕 M T

 

で川の字で寝る事にした。

しばらくしたらTが口を開いた

 

Mくん、タオルケット交換しませんか?

 

「ん?なんで?」

 

このタオルケットバキバキなんですよ

 

なんて事を言うんだよ

人様の家に泊まらせてもらってバキバキとか絶対に言うなよ。

あとなんで先輩のMにそのバキバキのタオルケット押し付けようとしてるんだよ

 

結局Mがタオルケットを交換してTは一番早く寝た。無敵かよ

 

 

 

 

大阪遠征が終わり、先日Tが家に泊まりに来た。

ちょうどキッチンカーペットを敷いた次の日だった

Tは喫煙者なので、キッチンでタバコを吸う。

家には灰皿がないのでビニール袋に水を入れて即席灰皿を作っていた

タバコを吸い終わったTは少し落ち込んでいた

 

ちょっとYに怒られちゃって...

 

「なんで?」

 

俺全然周り見えてなくて..もっとしっかりしろ!!って...

 

正論すぎる。

いやいや、そんな事ないよ〜とか言いたいけどそんな事しかないもん

でも凹んでたのでフォローはした

 

「まあ周り見えてないしデリカシー全然ないけどさ、ちゃんとメリハリをつけたりできたらいいかもね」

 

 「そうっすね...頑張ります!

 

多分フォローになってないけど前向きになったっぽいから良しとした。

 

 

朝になってTが帰る事になった。

灰水が入ったビニール袋を持って玄関に向かった

 

 

あ!!!!

 

 

え?

 

 

ヤバい...かも...

 

カーペットを見たら完全に灰が染みていた

 

「えぇ...」

 

すみません!

 

「まあやっちゃったものはしょがないよ...」

 

しかも灰を消そうと足でこすったら広がっちゃいました!!

 

 

もっとしっかりしろ!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

同じ釜の飯を食う

 

前回日記書いたのが3月、そして今は9月。

 

いや早すぎ。

流れ過ぎだろ月日。

書かなすぎだろ日記。

もうすぐ今年終わるじゃんって9月くらいに毎年思ってる気がする。

歳取りたくなさすぎるな。

 

今猛烈に台風が来ている。

風が強すぎて眠れないので久々に日記を書いていく。

 

 

 

6月に引越しをした。

上京してから僕含めて3人でシェアハウスをしていたのだが、住んでいたシェアハウスというのが少し特殊で、一軒家に大家である老夫婦が住んでいて、家の1室を間借りしている形だった。

要するに一つ屋根の下で老夫婦と住んでいた。

同年代の面白い2人で家賃も格安で駅も割と近いし最高だった。

 

ただ一つ問題なのは大家さんがめちゃめちゃ変わった人ということだ。

 

 

 

ある冬の日に僕達3人で鍋をしようということになった。

キッチンなどは共用スペースとなっており、

自由に使わせてもらえたので白だし塩鍋を作ってみんなで食べていた。

僕は一人っ子なので同年代の人と一緒に住んで同じ鍋をつついているというのが初めての経験で、なんとも嬉しかった。

ただの塩鍋だったけど、本当にベタだが皆と食べると更に美味しく感じた。

 

 

その時、

あら、鍋食べてるの?そしたらこれ入れたらいいよ

 

大家さんのおばちゃんが言った。

 

「ほんとですか?めっちゃ嬉しい!ありがとうございます!」

とにかく皆お金がなかったので食材のおすそ分けはとてもありがたかった。

 

冷蔵庫の中からジップロックを取り出した。

ジップロックの中には茶色い汁に浸かっている大根やちくわ達。

 

 

 

 

ん?

 

一応聞いてみた

 

「これなんですか?」

 

 

 

おでん

 

だろうな。

絶対におでんだろうな。

おすそ分けはありがたいけどさ、

今僕ら鍋食べてるんですけど。

絶対にありえないだろ

 

 

これ鍋に入れても美味しいんだよ

 

いや不味くはないだろうけど今は鍋が食べたいし繊細な塩味が

 

ドプン!

 

間髪を入れずに投入された。

何してんだよ。

 

仕方なく食べることにした。

 

「あ、ありがとうございます...いただきます...」

 

 

 

 

おでん

 

 

 

 

 

 

 

 

O D E N

 

 

 

おでん過ぎ。

味が完全におでんになった。

繊細な塩味を食べた記憶が消滅した。

 

その後もいろんな物を入れられて最終的に何を食べてるのかわからなくなった。

 

 

そんな日々の連続だった。

 

 

 

 

 

 

一人暮らしをするようになって3ヶ月がたった。金が無い。

 

現在朝の4時、お腹が空いたので冷蔵庫を開けてみる。

 

 

 

 

納豆

梅干し

 

 

 

 

誰かお腹いっぱい鍋を食べさせてください。

おでん入りで良いので。

 

 

 

 

STARS SHINE

カラオケが苦手だ。

 

 

 

仕事終わりに比較的いつも一緒にいる人、ほぼ初対面の人など男女数人で飲み会に行く。僕はお酒が好きなので飲み会が大好きだ。いつも一緒のメンバーは勿論、初対面の人達と色々話せて仲良くなれるからだ。しかし、良い時間になって二軒目に行こうかという流れになった時にその中でもお調子者の奴が言い出す。

 

 

次カラオケ行っちゃう!?!?

 

 

うるさい。酔っ払ってるから声の音量もバカ。

せっかく今まで楽しかったのにテンションを下げさせるな。

ここで拒否したり帰ると空気が悪くなるので渋々ついていく。

 

 

 

 

カラオケ店に行き、部屋に入ると誰も興味がないテレビが流れている。

 

もう既にその雰囲気が嫌。

 

なんなんだあの番組。大体数年前にテレビに出ていた微妙なタレントが微妙なMCをしていることが多い。大変だなタレントも。そう思いソファーに座り一旦ドリンクを頼んだりして時間を稼ぐ。

 

 

 

 

お前何歌う!?

 

 

歌いたくない。あとマイク越しに話しかけるな。

 

 

「とりあえず喉乾いたからドリンクきてからにするわ」

 

一生こなくていい。

 

 

 

コンコン

 

お待たせしました〜ドリンクお持ちしました〜

 

早いよ。仕事が早すぎるよ。

 

ドリンクで時間は稼げなかったが、みんなが歌い始めたのでひとまずは大丈夫だ。

 

カラオケが苦手な理由の一つに流行りの曲をよく知らないというのがある。みんなよくそんないっぱい曲知ってるな。ただ、流行ってるだけあってめちゃくちゃ良い曲だな。家に帰ったら原曲聴こう。

 

そんな風に思いながらもう既に飲み干した烏龍茶の溶けた氷を吸いながら身を潜める。

 

 

 

あれ!?お前歌ってないじゃん!歌えよ!

 

なに気づいてんだよ。

お前はそのまま三代目を歌っとけよ。

 

 

そもそも僕は音域が狭いし声も小さい。もう90dB以上の声が出ない人間はカラオケに入店できないようにしてくれ。だが、こう言われたらいよいよ歌わなければならない。

好きなアーティストも特にいないので毎回曲選びに悩む。全員が知っていて、尚且つ比較的高音がない曲。

 

 

小さな恋の歌/モンゴル800

 

 

これだ。

 

少々サビに高音があるが超メジャーな曲だ。経験上一曲だけ歌ってしまえばその後曲を振られる確率は格段に下がる。

 

そうこうしてる間に僕の番になりイントロが流れる。

 

歌いだす。

 

全員がこっちを見る。こっちを見るな。

もう自分で何を歌ってるかわからない。

 

 

1コーラスが終わる。

 

長い。まだ後2回サビ歌うのかよ。

あなたにとって大事な人ほどすぐそばにいるんじゃないのかよ。

 

 

 

ようやく歌い終わった。

 

 

イエ〜〜イ

 

全く気持ちが入ってない声での賞賛。

 

でもこれでもう歌わなくて済む。

あとはもう眠いふりしてやり過ごそう。

 

 

 

 

 

誰かに肩を叩かれて起こされる。お調子者だ。

寝たふりをしてたら本当に寝ていたようだ。ようやく帰る時間か。

 

 

もう終わりの時間だから最後にみんなで三代目歌おうぜ!!

 

 

こういう奴が人生一度きり DREAM 掴めるんだろうな。

 

 

 

 

あーあR.Y.U.S.E.I.になりたい。

 

駄菓子は駄菓子。

思い出の味。

 

母の手料理、小学校の給食、近所の食堂。色々あると思うが小中学生時代によく通った駄菓子屋も僕にとっての思い出の味だ。

 

その駄菓子屋はおばちゃんが一人で切り盛りをしており、僕の通った小中学校のすぐそばにあったので放課後などによく友達同士で集って遊んでいた。

 

「おばちゃんスルメイカいくら?」

 

「30円」

 

どのお菓子も大体10〜50円くらいで売っていたので色んなお菓子を楽しむ事ができた。しかし、ペペロンチーノという小さいカップ麺だけ60円と少し高くてなかなか買う事ができず、僕の憧れの食べ物だった。

 

 

小学生の頃、僕はペペロンチーノがものすごく食べたくて親にねだってお小遣いを60円もらい、60円を握りしめて意気揚々と駄菓子屋へと向かった。ペペロンチーノはお湯を捨てればそのままパスタとして食べられ、お湯を残せばラーメンとして食べられるのだ。

 

王道のパスタもいいけどラーメンだとスープも飲めちゃうな〜〜!

う〜〜〜ん迷うな〜〜〜!と思っていたらすぐに駄菓子屋についた。迷う事なくペペロンチーノを手に取った。

 

 

 

「これください!!!」

 

 

 

「60円」

 

 

 

「60円ちょうどでお願いします!」

 

 

 

 

 

「あとお湯代が5円だから65円。」

 

 

 

 

 

??????????????????????????

 

お湯代5円?なに?今までそんなのあったっけ?僕だけ?

 

 

 

頭が真っ白になった。

聞いたら少し前からお湯代として5円を徴収する制度ができたらしい。

結局全然食べたくない練りあめを買った。

 

 

数日してからお湯代も持ってペペロンチーノを買った。こんなに美味しい食べ物があるなんて!と衝撃を受けた。ラーメンとして食べたのだが、フタを開けた途端、ニンニクの香りが鼻腔をくすぐりスープを飲んだら全身に染み渡るような感覚だった。麺もちぢれ麺で、スープと絡みつきもはや駄菓子じゃなくない?とすら感じるほど絶品だった。

 

 

 

 

 

 

それから数年が経ち、高校を卒業してから久しぶりに駄菓子屋に寄った。

 

店もほとんど変わってなかった。おばちゃんは流石に老けたかな?という印象だった。

久しぶりに思い出のペペロンチーノを買ってみた。なぜかお湯代の制度が無くなっていた。なんだったんだよ。

 

3分待ってフタを開けた。

 

そうそう、変わらない、この香り。

 

いただきます。

 

ズルズルッ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しょっっっっっっっっっっっっっぺ!!!!!!!!!